エンジンオイルはどれがよいですか?
エンジンオイルを選択する場合、基本的にはメーカー指定のSAE(米国自動車技術者協会)粘度を基準としてください。
エンジンオイルの缶には粘度を示す2つの数字が掲載されています。(○○W-○○)
最初の数字は低温時の粘度で、エンジンの始動性に大きく影響します。
本来は数値が小さいほうがエンジン(エンジン内のオイルポンプ)の負担が小さくなりますが、オイルの粘度が低すぎると金属間の油膜が薄くなり、衝撃に対する緩衝機能が低下したり、最悪の場合油膜切れを起こします。エンジン設計の際にオイルの粘度は考慮されていますので、メーカー指定を下回る数値のオイルは避けてください。
もう一つの数字は高温時(100℃)の粘度で、ヒート気味のお車や高負荷をかけて走行する機会が多いお車の場合、メーカー指定より大きな数字のオイルの使用をお勧めします。これは、エンジンオイルが高温時に油膜切れを防止するためです。オイルは通常温度が高くなるにつれて柔らかくなります。その柔らかさがこの数字になります。数字が小さくなるほど、数字が小さくなりますので、温度が高めになるエンジンや走行条件の場合、大きめの数字を使用されたほうがエンジンの負担が少なくなります。
そのような観点からエンジンオイルをお選びください。(ゼロスタイルジャパンは4サイクルガソリンエンジン用オイルです。)
ガソリンエンジン用とディーゼルエンジン用の違いは?
以前はガソリンエンジン、ディーゼルエンジン兼用のエンジンオイル多くありました。現在少なくなっているのは、それぞれのエンジンに対する要求性能が違っているため、十分に対応するために専用となっています。
化学合成油とは?
エンジンオイルの規格は、代表的なものとしてAPI(米国石油協会)、ACEA(欧州自動車工業会)、ILSAC(国際潤滑油標準化委員会)があります。それら団体はエンジンの要求、環境保全のために年々規格を厳しくしています。
そのような状況の中で生まれたのが化学合成油です。
化学合成油は鉱物油と同じく石油から作られます。ただし、鉱物油が「石油から不純物を取り除いて作られる」に対して、「意図的な化学組成に合成する」ことで作られるのが化学合成油です。
そのため、鉱物油と比較して不純物がなく、製品品質が安定しており、エンジンの高い要求性能を高レベルでクリアできる性能を持ったエンジンオイルです。
エンジンオイルの交換時期は?
基本的には5,000㎞または1年のどちらか早いほうで交換してください。
オイル交換の目安としては、
1.下記シビアコンディションで走行
2.燃費の悪化
3.騒音の増加
4.振動が増加
また、エンジンオイルがすぐに黒くなるのは清浄作用が高いからです。極端に黒くなったり、指先でざらつきが感じられる場合は、距離・期間に関係なく、すぐに交換してください。
昔購入した商品を使おうと思いますが、品質保持期間等ありますか?
未開封の場合、温度変化の少ない冷暗所で約1年間の保存が可能です。
シビアコンディションとは?
一般的な使われ方よりも厳しい状感で自動車が使われることで、部品の劣化が連常よりも著しく進行することがあります。
日頃、下表のような厳しい使い方をする場合には通常の半分の期間でオイル交換及び点検整備が必要です。これよりさらに厳しい条件で使用される場合は、さらに短い期間でのメンテナンスが必要になります。
・悪路(凸凹路、砂利、雪道、未舗装路)・運転者が体に衝撃(突き上げ感)を感じる荒れた路面
・石を跳ね上げたり、わだち等により下廻りを当てたりする機会の多い路面、ホコリの多い路面(目安:走行距離の30%以上)
・走行距離が多い場合・走行距離が多い場合(目安20,000km以上/年)
・山道、登降坂路の頻繁な走行・登り下りが多く、ブレーキの使用回数が多い場合(目安:走行距離の30%以上)
・短距離走行の繰り返し・1回の走行距離が短く、水温(各部の温度)が低い状態での走行が多い走り方をする場合(目安:8km以下/回)
・長時間のアイドリングまたは、多頻度の低速走行(ディーゼル車を除く)
・1回の運転で走行頻度に対しアイドリング時間が長い場合(目安:1日のアイドリンクでの累積時間が2時間程度)
・1回の運転で低速での走行頻度が多い場合(目安:1日で車速10~15km/h、かつ走行距離が30km程度)
・高地走行が多い(ディーゼル車のみ)
・標高2,000m以上の高地での走行頻度が多い場合(目安:走行距離の30%以上)